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気ままに一筆


2013年巳年もあとわずか
年の瀬の騒々しさから静けさに変わる時を
今年も噛みしめよう


頬杖ついてうわの空


こんな感じかな


上條充さんの江戸糸あやつり人形を見た。
分身なのか、一心同体なのか。
もしかして、1人なのか。
すばらしかった。
あんなふうに絵を描きたいと思った。


おりておいでー
おりれんのー


一里塚が燃えている
赤く赤く
秋の鋭い日差しに照らされて
赤く赤く


日の入りから月の出の間に
自転車でぶらぶらと
燃える夕日が
目に焼き付いて
視界には水玉
薄桃色の大きな月が
黄色く小さくなって
世界は大きな宇宙にのみ込まれ
私はまっ黒になった

燃える夕日と十五夜満月の記憶スケッチ


洗濯物と一緒に家の中へ連れてこられた雨蛙
私のタオルにおしっこかけて逃げてった


ふと見ると
木々の中に
月が落ちていた
と思ったら
外灯だった


私が通った道
見た風景
私の地図が作られている